思えば19歳の時からずっと一人暮らしをしてる。もう今年で7年目。早いな。
一人暮らしをはじめるときに、日本に帰ることになった親はひとり私をアメリカに
置いていくのを心配して、しばらくは大丈夫であるようにカレーとか
サバの味噌煮とか大量に冷凍保存をして残していってくれた。
食べ物は大事に時間をかけて食べたけど、やがて冷凍してても味が変わってきて
最後のほうは、正直変な味がした。
身の回りのものもそうで、一人暮らし用のアパートの鍵も
置いていってくれたときに、わかりやすいようにと「ドア下」って
小さな紙に書いてテープでうえから鍵に貼ってってくれた。
家の鍵だから当たり前だけど、毎日無意識のうちにこの文字を
見てて、つい先日なんだか鍵の雰囲気が違うなって思ったら
この文字がはがれてた。内心ちょっと焦った。
探すこと数分、床に落ちてる小さなかみ発見。
またテープで上から貼った。7年もすればどっちの鍵が下の鍵なのかもわかってるのに。
でも、はじめてこの文字をじ~っとみて考え込んだ。親の気持ちはじめてわかったかも。
ちょっとした、いい話。
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